ホーム > ホルモンバランスを整えて排卵を促す
私たちの体は、普段の食事からとったブドウ糖を燃料にして働いています。私たちが食物を食べると、その食物からブドウ糖が抽出され、血液中に流れ込みます。血液中のブドウ糖は血糖とよばれます。
血糖値が上がると、インスリンというホルモンがすい臓から分泌され、血糖値をコントロールします。インスリンは私たちの体の細胞に血糖をエネルギーとして使うか、脂肪として貯蓄するように命令します。血糖値が下がると、インスリンの値も下がります。
また、女性では、血中のインスリンの値が上がると、卵巣から男性ホルモンの一種であるテストステロンが分泌されます。インスリンの値が下がると、テストステロンの分泌も止まります。これは、自然な体の仕組みで、健康な女性とPCOSを持つ女性の両方の体内で起こります。
インスリンは体の細胞と直接コミュニケーションを取ることができません。なので、D-チロイノシトールが間に入ってコミュニケーションをとります。
D-チロイノシトールは食物にはあまり含まれてないので、ミオイノシトール(Myo Inositol )を体内で変換させることによってD-チロイノシトールが作られます。(ミオイノシトールは果物類、豆類などに多く含まれています。)しかし、ミオイノシトールからD-チロイノシトールへの変換される工程はとても複雑で、PCOSの患者さんなどではその変換がうまくいかず、体内でのD-チロイノシトールの不足につながります。
D-チロイノシトールが不足すると、インスリンの値が常に高くなり、卵巣からテストステロンが分泌され続けます。テストステロンの値が高すぎると、無排卵(それに伴う不妊)、月経障害、肥満などのPCOSの症状が現れてきます。
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